GREETING代表挨拶

創業者への憧れ、不動産事業の大義

幼いころから「創業者」という生き方に憧れを抱いていました。
母の幼なじみが大手商店の創業家だったことから、そのご家族と接する機会がありました。大きなスケールで事業を展開し、同時に周囲の人々や地域社会に還元する姿に触れる中で、「自分もいつか、自分の名前で商売をして、大きなことを成し遂げたい」と思うようになりました。

就職活動では「将来は自分で商売をする」という想いを胸に、厳しい環境で事業運営や組織づくりに没頭できるベンチャー企業を志望しました。
そうして中古住宅の再生事業を手がける株式会社リプライスに入社し、約11年間にわたり、不動産売買の基礎から新規開拓営業、人材育成、組織マネジメントまで、多くのお仕事を任せていただきました。ここでのご縁や学びには心から感謝しています。

一方で、不動産業界で働く中では、さまざまな話を耳にしました。
もちろん素晴らしい不動産会社はたくさんあります。しかし、中には不動産会社の知識不足や不誠実な対応によって、お客様が損をしてしまっているのではないか、と感じる話もありました。
衣食住の一つであり、人生最大の買い物でもある不動産だからこそ、誠実に事業に取り組む不動産会社が増えれば、お客様や地域社会に貢献できる。私はそこに大義を感じました。

そして2025年に地元である愛知県に戻り、HEIBEI不動産を創業いたしました。

仁義を尽くして、浮利を追わず

これは、私が仕事をする上での指針です。

仁義とは儒教における根本理念であり、「仁」は人の心、「義」は人の道を意味します。
どれほど時代が変わり、インターネットが発展しても、人間が古来から大切にしてきた感性や価値観は普遍のものだと考えています。

一方で「浮利」とは、目先の浮ついた利益のことです。
短期的に得をしても、信頼を失えば結局は長続きしません。
これまで多くの不動産会社や取引先を見てきましたが、浮利を追った結果、短期的にはうまくいっても、長い目で見ると人が離れ、商売が続かなくなる例も少なくありませんでした。

近江商人の「三方よし」、ことわざの「損して得取れ」、こうした原理原則に基づき、誠実に取り組むことで、長い時間をかけて信頼を集め、仕事が広がっていくのだと確信しています。

仁義を尽くして、浮利を追わず。
これからもこの指針を胸に、会社経営に取り組んでまいります。

大切な人に勧めたくなる不動産会社として

私は、不動産の取引そのものをゴールとは考えていません。
その先にある暮らしや未来のための手段として、不動産があると考えています。

不動産取引における【不安・不信・不便】といった「不」を解消し、お客様が未来に向けて一歩を踏み出せる社会をつくっていきたい。

「大切な人に勧めたくなる不動産会社」をビジョンに掲げ、誠実に、情熱を持って一歩ずつ歩んでまいります。
今後とも、HEIBEI不動産をどうぞよろしくお願いいたします。