2025.11.13
【市街化調整区域で農地転用!?】愛西市の土地の調査へ行ってきました!
先日、愛西市の土地売却についてご相談をいただきました。
登記簿謄本を確認したところ「農地」、用途地域を確認すると「市街化調整区域」。
現地を見ると、現況も農地でした。
市街化調整区域の土地は、「再建築できるかどうか」「農地転用が可能かどうか」で、方向性が大きく変わるため、農地転用の可能性を丁寧に調査しました。
目次
青地(農振農用地)は農地転用が不可

調査の結果、対象地は「農業振興地域(農振)」の 青地 でした。
青地は農地として強く保全されており、原則、農地転用が不可になります。
念のため 愛西市役所 や、市街化調整区域に詳しい不動産会社にも確認しましたが、やはり青地に関しては“農地として取引を”という結論でした。
当社では「農地のまま売却するルート」が限られているため、案件は辞退
当社(HEIBEI不動産)は、宅地化できる可能性がある土地については、強みを発揮できますが、農地のまま売却する知見がございません。
無理にお預かりしてもお客様の利益に繋がらないため、今回は大変心苦しいですが、辞退をさせていただく判断をいたしました。
あま市・津島市・愛西市は「市街化調整区域」が多く、再建築の可否がポイント

西尾張(あま市・津島市・愛西市)エリアは、市街化調整区域が非常に多い地域です。
言い換えると、
・再建築できる土地
・再建築できない土地
が混在しているため、専門的な調査なしに判断すると危険です。
実際に先日ご相談いただいた別の中古戸建では、同じ市街化調整区域内でしたが旧既存宅地の証明が取れ、再建築可能でした。
しかし、分筆すると再建築不可になる、などのケースも多くあります。
再建築の可否は売却価格を数百万円単位で左右するポイントです。
市街化調整区域のご相談はお任せください!

- 市街化調整区域の売却の相談をしたい
- 旧既存宅地かどうか調べたい
- 農地転用が可能か知りたい
- 再建築できるのか不安
- 愛西市・津島市・あま市の不動産売却を検討している
こうしたお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
今回のケースのように、農地としてのお取り扱いとなると難しい場合もございますが、しっかりと調査させていただいた上で、方向性のご提案をさせていただきます。
複雑なエリアだからこそ、正確な調査と判断が必要です。
お客様の大切な資産を守り、最適な売却方法をご提案いたします。
不動産の売却は、HEIBEI不動産にお任せください。