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2025.09.07

【名古屋市中村区】住まいを選ぶなら必ず確認したいハザードマップ

#不動産購入#コラム
【名古屋市中村区】で住まいを選ぶなら必ず確認したいハザードマップ

はじめに

近年、全国的に台風や豪雨による浸水被害、地震による液状化や建物倒壊など、自然災害のリスクが増加しています。
愛知県でも、庄内川の氾濫や高潮、南海トラフ地震などを想定した被害予測が公表されており、地域によって災害リスクは大きく異なります。

住まいを選ぶ際には、必ず「ハザードマップ」で地域ごとのリスクを確認することが、安心・安全な暮らしの第一歩となります。

本記事では、名古屋市中村区の災害リスクをわかりやすく整理し、住まい選びに役立つ情報をお届けします。


ハザードマップとは

ハザードマップとは、災害時に想定される被害範囲や危険度を地図上に示したもので、国や自治体が作成し公開しています。

主な種類と一般的な内容は以下の通りです。

  • 洪水ハザードマップ

    ☞河川が氾濫した際の浸水範囲や浸水深を示します。
     特に河川沿いや低地では被害が大きくなる傾向があります。


  • 内水氾濫ハザードマップ

    ☞都市部で下水道や排水施設の能力を超える豪雨が発生した場合の浸水リスクを示します。
     アスファルトで舗装された都市部や低地は要注意です。


  • 高潮ハザードマップ

    ☞台風や低気圧で海面が上昇し、沿岸部や低地が浸水するリスクを示します。
     伊勢湾台風の教訓から重要視されています。


  • 津波ハザードマップ

    ☞大規模地震によって発生する津波の浸水範囲や避難経路を示します。
     沿岸部はもちろん、内陸部も影響を受ける場合があります。


  • 地震(液状化)ハザードマップ

    ☞大地震時の揺れの強さや液状化の可能性を示します。
     特に埋立地や低地では液状化の被害が想定されます。


中村区のリスク

洪水ハザードマップ(中村区)PDF
庄内川や新川の流域に近い地域では、大雨時に最大3mを超える浸水が想定されています。
2~3階部分まで浸水する可能性があるため、洪水ハザードマップで詳細な確認が必要です。



内水氾濫ハザードマップ(中村区)PDF
駅周辺や低地では排水が追いつかず、内水氾濫のリスクがあります。
豪雨時には道路冠水や地下空間への浸水が想定されます。




高潮ハザードマップ(中村区)PDF
伊勢湾台風級の高潮が発生した場合、中村区の一部が浸水想定区域に含まれます。
海に面していない区ですが、広域災害の一部として注意が必要です。



津波ハザードマップ(中村区含む)PDF
直接的な津波浸水リスクは港区や南区ほど高くありませんが、南海トラフ地震の際には広域避難計画が重要です。



地震ハザードマップ(中村区)PDF
南海トラフ地震や濃尾地震級の大地震では、震度6強~7の揺れが予想されています。
液状化リスクに注意が必要です。



まとめ

名古屋市中村区は交通利便性が高く暮らしやすい地域ですが、洪水・内水氾濫・高潮・津波・地震といった多様な自然災害リスクを抱えています。
ハザードマップを確認することで、自分の住む地域のリスクを正しく理解し、災害への備えを強化できます。

HEIBEI不動産では、中村区をはじめとした名古屋市西部やあまエリアに精通し、リスクを踏まえた住まい選びや資産形成のご相談を承っています。

「安全で安心できる住まい選び」を一緒に実現していきましょう。