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2025.09.06

不動産売却「仲介」と「買取」の違い

#不動産売却#コラム
不動産売却 「仲介」と「買取」の違い

不動産を売却するとき、多くの方が迷うのが、

「仲介で売るか」
「不動産会社に直接買い取ってもらうか」

です。

今回はそれぞれの特徴やメリット・デメリットを整理しました。

仲介とは(一般の購入希望者へ販売)

概要

不動産会社が売主と買主の間に入り、広告・内覧・交渉・契約・引渡しまでをサポートします。

メリット

  • 市場価格に近い(場合によっては相場以上で売れることも)
  • 多くの購入希望者から選べる

デメリット

  • 成約まで数週間〜数ヶ月かかることがある
  • 内覧対応や価格交渉など、手間や心理的負担が大きい
  • 物件によっては売れ残る可能性も

こんな方におすすめ
「できるだけ高く売りたい」
「売却期限が決まっていない」


買取とは(不動産会社が直接購入)

概要

不動産会社が直接買い取るため、買主探し・広告・急な内覧対応は不要。
売却が決まれば最短で現金化できます。

メリット

  • スピード重視(最短即日〜1週間程度で売却確定も可能)
  • 近隣に知られにくく、室内の片付けや内覧も不要
  • 契約不適合責任を免責にできるケースが多い

デメリット

  • 価格は相場より低め(目安:相場の7〜9割)
  • 対象外となる物件や条件もある

こんな方におすすめ
「売却期限が決まっている」
「手軽さや確実性を優先したい」
「ペット被害や老朽化で通常売却が難しい」


戦略的に組み合わせる方法

「まず仲介で市場価格にチャレンジし、期日までに売れなければ買取を検討する」という選択肢もあります。

  • メリット:価格チャレンジと期限の確実性を両立できる
  • デメリット:市場で安く出して売れなかった場合、買取価格が下がる可能性がある


【比較】仲介 vs 買取

項目仲介買取
売却相手一般の購入希望者(エンドユーザー)不動産会社(業者)
価格市場価格に近い/相場超えも可能相場の7〜8割が目安
スピード数週間〜数ヶ月最短即日〜1週間程度
販売活動広告・ネット掲載・内覧対応が必要ほぼ不要
手間・心理的負担内覧・交渉・掃除など負担あり負担が軽い
契約不適合責任原則あり(期間・範囲は契約で定める)免責合意となることが多い
仲介手数料ありなし(※)
向いているケース高く売りたい/期限がない期限がある/内覧困難/周囲に知られたくない

※当社による直接買取の場合は不要ですが、他不動産会社による買取を仲介する場合は、仲介手数料が発生します。


よくある質問(FAQ)

Q1. 買取だとどのくらい安くなりますか?
A. 物件のエリア・築年数・状態によりますが、相場の7〜8割が一般的な目安です。

Q2. 任意売却でも対応できますか?
A. 可能です。金融機関との調整やスケジュール設計が重要なため、早めのご相談をおすすめします。

Q3. 仲介手数料は必ずかかりますか?
A. 仲介で成約した場合は法定上限の範囲で発生します。
当社での直接買取の場合は不要ですが、他社による買取を仲介する場合は発生します。

Q4. 契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)はどうなりますか?
A. 仲介では一定期間の責任を負いますが、買取では免責合意となるケースが多いです。

Q5. 近所に知られずに売りたいのですが?
A. 広告を行わずに進める「水面下の売却」や、当社での直接買取など、ご事情に合わせた対応が可能です。


まとめ

  • 高く売りたいなら「仲介」
  • スピード・確実性を優先するなら「買取」
  • 両立したいなら「仲介+買取」


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