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2025.10.16

設備を“説明”するだけでは、もったいない

#ブログ
設備を“説明”するだけでは、もったいない。

昨日は、販売活動の承諾をいただいた物件の掲載準備を進めていました。

それにしても、iPhoneの広角レンズ機能は本当にありがたいですね。
十数年前は、デジカメにSDカードを差して撮影し、パソコンでデータを取り込み、サイズを縮小して……という作業をしていたことを思うと、今は本当に便利な時代になったと感じます。


物件の掲載にあたっては、単に“事実”を並べるだけでなく、その先にある“価値”をどう表現するかが重要です。

例えば、よくある“三面鏡の洗面台”を例にしてみます。

  • 事実: 三面鏡の洗面台
  • 価値:朝の身支度がしやすく、細部までメイクやヘアスタイルのチェックをしていただけます。
      鏡の裏の収納が充実しており、化粧品や日用品をすっきりしまうことで、脱衣所を生活感のない空間に保てます。
      ご家族それぞれで収納スペースを分けて使うことができ、整理整頓がしやすくなります。


このように同じ設備でも、視点を変えれば伝えられる価値は複数あります。



以前ご契約いただいたお客様で、印象に残っている方がいらっしゃいます。
約60㎡ほどの中古戸建をご購入されたご家族で、5人でお住まいになるとのことでした。
(戸建で60㎡というと、かなりコンパクトなタイプです)

お話を伺う中で、「もう少し広いお家も見てみますか?」とご提案したのですが、最終的にそのお客様はこうおっしゃいました。

「いつも家族の顔が見える距離感がいいんです。」


一般的には、広い方が好まれることが多いですが、人の価値観は人それぞれ。
このお客様にとっては、“広さ”よりも“つながり”こそが価値だったのです。



「誰が」「どんな暮らしを求めているのか」を意識することで、その物件が持つ魅力を正しく伝えることできます。

そして、その思考の積み重ねこそが、日々のご提案の引き出しを豊かにしていくのだと思います!


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